腎臓の働きが悪くなる病気のこと
腎臓病とは、糸球体や尿細管の障害により腎臓の機能が低下する病気です。腎臓病には種類がさまざまありますが、大きくは急性腎不全と慢性腎不全に分けられます。機能が一度損なわれると回復する見込みは低いですが、近年では医療技術の進歩によって、進行を防いだり遅らせたりすることが可能となっています。
尿量の変化をはじめ様々な不調が現れる
腎臓病の代表的な症状として挙げられるのが、欠尿や無尿といった尿量の変化、むくみ、疲労感、食欲の減退などです。腎臓は「沈黙の臓器」とも呼ばれることから、初期段階では自覚症状がないため、発見が遅れることが多いのも病気の特徴として挙げられます。
食事や薬物による治療が中心となる
急性腎不全の場合は、食事療法や薬物療法、血液浄化療法など、腎臓機能を回復させるための治療が行われます。一方、慢性腎不全では進行を食い止めるための保存治療として、同じように食事管理や薬物投与による治療が行われます。末期まで症状が進行してしまった場合は、血液を浄化させるための透析治療が必要となり、血液透析や腹膜透析といった治療が行うのが一般的です。
マウス実験で30%以上の尿酸値低下が認められた
マウスを使った尿酸値低下の比較実験によると、わかなつみの発酵菌を与えたマウスの方が、普通の餌を与えたマウスよりも尿酸値が33%低下したことが、鈴鹿医療科学大学の研究チームによって明らかにされました。この実験から、わかなつみの発酵菌が尿酸値低下の作用に期待できることが伺えます。尿酸は腎臓病とも密接な関係があるため、わかなつみの発酵菌を飲用することで、腎臓病への作用も期待できるでしょう。
参照元:鈴鹿医療科学大学 東方医学(Vol.29 No.4 2013年)