動脈硬化などにもつながる症状のひとつ
高血圧とは、血液の血管内壁を押す力(血圧)が高い症状のことを指します。安静時であっても血圧の高い状態が常に続くのが大きな特徴です。一般的に、血圧が140/90mmHg以上あると高血圧と判定されます。高血圧が改善されないと血管に負荷がかかるため、血管の損傷や動脈硬化を招いてしまいます。
初期の段階では症状が現れにくい
高血圧の場合、初期段階では大きな症状が現れないため、こまめに血圧を計測することが大切です。高血圧によって動脈硬化が起きると、心臓に負荷がかかるため、動機や息切れ、むくみといった症状が現れます。動脈硬化は、心筋梗塞をはじめ脳梗塞や脳出血など様々な病気の原因となるため注意が必要です。
薬物療法と生活習慣の見直しによる治療
高血圧の治療は、降圧剤などを使った薬物療法と、生活習慣の見直しによる治療に分けられます。生活習慣の見直しでは、塩分を控えたり、1日の摂取カロリーを減らしたりといった食事療法と、軽いウォーキングやジョギングといった運動療法が行われます。この他にも、治療期間中はアルコールの制限や禁煙といった血圧を上げないための制限が設けられることがあります。
血液をサラサラにして肥満の予防につなげる
高血圧の一因ともなるのが肥満です。糖尿病を患う方がわかなつみの発酵菌を3か月間、飲用を続けたところ、血糖値248.9mg/dl→196.5 mg/dl、ヘモグロビンA1c 8.18 %→7.48%、体重が71.1㎏→67.5㎏減少したことが、第三者機関の実験によって明らかにされています。血糖値やヘモグロビンA1cの数値低下からも分かるとおり、酵素には血液を浄化する効果が期待できます。血行が良くなることで、肥満や高血圧の予防につなげることができるでしょう。
参照元:鈴鹿医療科学大学 東方医学(Vol.29 No.4 2013年)